車両の修理代の算定基準は?

[記事公開日]2009/01/15
[最終更新日]
自動車事故戦略サポート

交通事故の賠償金で最も多いのが、車両の修理です。

修理代は当然、加害者が賠償すべきですが、その修理代をどこまで認めるかについて争いが起きる事があります。例えば、全塗装か部分塗装か、部品交換か鈑金(板金)か、代車代は?、、、、

まず、修理代についてですが、これは必要性相当性につき認められます。板金により修理が可能であるならば、交換は認められず、また、全塗装は認められずに部分塗装が基本となり、全塗装は部分塗装では美観を著しく損ねる場合にしか認められません。

年数が経つと、部分塗装ではどうしてもその部分だけがピカピカになってしまい、修理したことがわかってしまいます。また、下手な塗装屋さんの場合には遠目に見ると色が違って見えたりするものです。

しかし、実務では部分塗装が原則であり、被害者が全塗装や部品交換などで得をすることはないというのが、建前です。

その車の価値以上の修理代が必要になる場合、「全損」として車の価値代金が支払われることになります。修理代が支払われることはありません。

*車の時価は「オートガイド自動車価格月報」通称レッドブックを参考に決めます。


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22 thoughts on “車両の修理代の算定基準は?

  1. 11月末に車と原付の事故にあいました。
    私は原付で車の左側(車の後部座席のドアのあたり)を走行中に車がウィンカーも出さずに、左折してきました。車は左側にあったコンビニに入るつもりでした。
    相手の保険会社から、走行中だったので、私にも過失があると言ってきました。1:9私が1です。
    でも、納得が出来ません。
    また、原付の修理も全損扱いだと言われ、中古なので大した価値はないからと言われ金額もごくわずかでした。(しかも、9割り分)
    私は、通勤で使っていた原付を壊され、ケガを負わされ、死ぬもしれないと怖い思いをしたのに…。
    過失の割合とか、バイクの損害とかどうにもならないものなのでしょうか?
    よい方法があったら、教えてください。お願いします。

    1. あん様 過失割合においては過去の判例を基準とし、原付の全損価格はレッドブックを基準として計算されております。その金額で示談をするかしないかは被害者が決めることではありますが、もし納得できないのであれば相手保険会社に計算根拠を聞き、それに対しての反論材料を用意することからはじめるとよいかと思われます。弁護士特約に加入しているのであれば弁護士にご相談するのもひとつの方法かと思われます。

  2. 私がバイクにて渋滞中の車の間をゆっくり前進中、一時不停止の軽トラックに左側面から追突され、右側にバイクごと転倒する事故が起こりました。その際怪我をし、救急車で病院に搬送され手当てを受けました。

    その手当て後、警察の方から追突状況が相手の話だとわからないと言われ、現場にて私(バイク)と相手(軽トラ)と警察の3人で実況検分を行いました。私の話とバイクの転倒の傷跡及び軽トラの傷跡から、真っ直ぐ軽トラが私のバイク左側面に衝突した事を理解し、バイクと軽トラが当たった位置もその際に確認しあいました。
    数日後、保険会社から連絡があり、過失割合は軽トラの運転手の「事故状態からバイクが軽トラを避ける事が出来ない」という証言を考慮し(100:0)「軽トラ:バイク」で対応しますと、第一担当者から言われました。
    ところが、後日に第一担当者から第二担当者に代わり、第二担当者が不在のため代理で話を受ける者から【転倒の際に負った損傷部品をバイク屋立合いのもと、見させてもらいました。その中で左後ろウィンカーは今回の衝突で出来た傷ではないので、交換は出来ない】と言われました。私は第二担当者の代理の者に「警察に実況検分の調書及びバイクと軽トラの衝突状態について何か問い合わせ・調査はしましたか?」と聞きましたが、回答が「プライバシーの関係上警察に調書の取り寄せ及び問い合わせをしても送付及び回答がされないためしていない。」と言われました。また、「会社の判断・決定で左ウィンカーについては交換しない事が決まりました。」とも言われました。私は「これでは納得がいかないので、担当者に話をさせてくれ」といい、電話を切りました。

    このままだと左ウィンカーが衝突で傷ついたのに、交換しない流れになる可能性があり、困っています。
    何か良い方法はありますでしょうか?
    衝突したバイクは1100CCのアメリカンタイプで、衝突時バイクの上に軽トラが軽く乗り上がりました。
    長文大変申し訳ありません。
    回答方よろしくお願い致します。

    1. 実況見分調書を確認してみてみないとなんともいえませんが、もしウィンカーについて補償がされないという決定であればそれに対する反論すべき材料を集めるのが先決かと思われます。

  3. 自転車で停車中の車にぶつかって傷をつけてしまいました。
    当方の過失のため、修理代を弁償するのですが、先日見積もりが届いてあまりの高額に驚いています。
    当方は自転車保険や損害保険に入っていないため
    交渉もこちらでしなくてはなりません。
    ディーラーでの見積もりなので見積もり自体ふっかけているわけではないと思いますが、知り合いの修理工場の方に傷を見てもらったところ、バンパー交換はしなくても修理可能だとの見解でした。
    それ以外にも部品交換までしなくても治るはずの傷も部品交換で見積もりされているようです。
    先方からはディーラーの見積もりだからこの金額を払うよう言われてます。
    先方の車は年式が古く、評価額もレッドブックには載っていません。
    中古車価格等調べましたがグレードが多過ぎて判断しづらく、近い条件の車の販売価格でも修理代の半額以下のものから修理代と変わらないくらいのものまであり、保険会社を通せないので先方にどう話を持っていっていいかわかりません。
    本日、先方から自分の自動車保険の弁護士特約を使って弁護士を立てると言われました。弁護士相手に示談となるとますますどう対応すればいいのか不安です。
    どのように対策すればいいでしょうか?
    教えてください。

    1. 弁護士も勝てない事件を裁判に持ち込むことはありません。逆に言えば勝てるなら裁判は行われる可能性があるといえます。
      グレードがありすぎて判断しずらい中から、同じ車種を探し出すのも、全損価値については加害者側に必要な労力です。
      (新車価格の一割という算出方法もあります)

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