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交差点で一方に一時停止の標識がある出会い頭の四輪車同士の交通事故(道幅無関係)

[記事公開日]2014/02/23
[最終更新日]

この過失が適用されるには一時停止標識がある事が重要です。停止線のみでは、一時停止の義務はありません。

交差点の事故過失

この類型の事故は、双方の速度によって過失割合が変わってきます。そこで、以下に5つの場合を想定して基本過失割合を紹介します。なお、基本過失割合には、それぞれ事故状況に応じて修正要素が適用されます。

基本過失割合

乙同程度の速度
80:20
修正要素()(B)を適用

は減速 乙は減速せず
70:30
修正要素()(B)を適用

は減速せず 乙は減速
90:10
修正要素()(C)を適用

は減速せず 乙は徐行
100:0
修正要素()(C)を適用

修正要素

に対する修正要素(A)
著しい過失+10
重過失+15
大型車 +5
乙に対する修正要素(B)
著しい過失+10
重過失+20
乙に対する修正要素(C)
著しい過失+15
重過失+25

また、

甲が一時停止後に発進した場合は、
甲60:乙40
を基本過失割合とし、
修正要素は()と(B)
を採用します。

道幅は関係なく、一方に一時停止の標識があれば適用されます。

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8 thoughts on “交差点で一方に一時停止の標識がある出会い頭の四輪車同士の交通事故(道幅無関係)

  1. 23:50頃、一方通行の道路を走行しておりました。
    相手方に一時停止の標識がある交差点で、相手方が一時停止せずに交差点に侵入してきた為、相手方の運転席ドアに当方の車が正面衝突する形となりました。
    お互いに速度は30キロ前後だったと思われます。
    当方はミラーに映ったライトで相手方の車に気付いておりましたが、一時停止すると信じ込んで走行しており、慌ててブレーキを踏みましたが間に合いませんでした。
    相手方は道に迷い、カーナビを操作していた為に一時停止に気付かずに交差点に進入したことを認めています。
    前方不注視のことを知らなかった保険会社からは80対20スタートとの連絡を受けました。
    前方不注視が著しい過失にあたることを知り、すぐに保険会社へ連絡をしておりますが、この場合の過失割合はどの位となるのでしょうか。
    「判例タイムズ」事故類型【45図】に該当するのであれば100対0もあり得るのでしょうか。ご回答のほど、宜しくお願いいたします。

    1. 道幅が同じ程度であれば【45】ではなく【104】だと思いますが一度ご確認ください。なお、一般的にカーナビ操作「は著しい過失」に該当するとされています。すると、可能性としては「100対0もあり得る」とも言えます。

  2. 初めて相談します。
    10月13日に信号のない交差点で相手側が一時停止の標識がありました。
    私は南から北へ向かって直進しており相手側は東から西へ直進してました。私が交差点を通りすぎるくらいの所で右側に衝撃を受け、車が見えてなかったので初めは何が起きたかわかりませんでした。車を停め見て見ると右側後方のタイヤの辺りにぶつかられてました。相手側はバンパーに当たってました。相手側は保険に入っておらず私の保険会社と相手との話し合いで8対2の過失に応じず揉めてます。7対3か6対4にしろと言ってるそうです。
    この場合の過失はどうなりますか?私は徐行してました。

    1. みんと様 徐行していたという証明ができるのであれば、一般的には10:90にもなりうる可能性があろうかと思われます。ただ、相手が損害保険に入っていない場合においての示談交渉は正論であったとしてもかなり難航するケースが多いです。こういった場合においては、支払い能力があるかどうかも疑問ですので、例え裁判を行ったとしても賠償金を回収できるかどうか難しいかもしれません。

  3. お忙しい中、申し訳ありませんがご質問させてください。
    当方、センターラインのない5~6メートルの道路を直進していました。
    相手方、一時停止ありの直進車とぶつかりました。
    当方は左フロント部分、相手方フロント右側破損です。

    相手方は一時停止をした、当方がかなりのスピードで突っ込んだと言って50:50を求めてきております。

    当方、一時停止したのを確認していないの、話は平行線のまま。

    これは、妥当なのでしょうか。

    事故当時、気が動転していてあまり覚えていないのですが、警察の質問にも一時停止してないような気がしますと言っただけなような気がして。
    こちらも問題になってきますでしょうか。

    1. 双方の話に大きな食い違いがある場合、保険会社から調査が入ることがあります。道路についたタイヤの跡や当たった角度など、走行していたスピードや衝撃などが割り出されます。もし調査が入ると連絡された場合はしっかりと主張してみてください。

  4. 過失割合のご相談お願いします。

    こちらに一時停止があり、停止後交差内での追突事故です。
    こちらは運転手側後輪部に追突され車横転の損傷、相手は正面衝突
    事故当初向こうに非があると確証してたのに

    事故後警察呼んで事故処理の際人身にすると警察より双方に減点あると言われ物損にしたがやはり病院に行き診断書をとり人身にしました。

    相手に治療費の話で連絡したら
    タクシーのドライブレコード確認したらこちらが被害者の可能性があるので
    治療費の支払の話は進めれないとのこと
    (こちらは任意保険はいってなく )

    後ろにぶつけられてても、やはりこちらが6:4で悪いのでしょうか?

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