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賠償金の基準の種類について


交通事故による損害賠償請求を迅速かつ公平に行うために、損害の算定基準の定額化や定型化が進んでいます。

現在の損害賠償基準は下記の4種類あります。

自動車損害賠償責任保険の保険金等及び
自動車損害賠償責任共済の共済金等の支払基準、自賠責基準
自動車対人賠償保険支払基準、任保険基準
東京三弁護士会交通事故処理委員会・日弁連交通事故相談センター東京支部
「民事交通事故訴訟・損害賠償算定基準」、赤い本
日弁連交通事故相談センター「交通事故損害賠償算定基準」、青本

上から説明しますと、自動車損害賠償責任保険の保険金等及び自動車損害賠償責任共済の共済金等の支払基準、いわゆる自賠責基準は自賠責(共済)保険における損害賠償を算定するときに使用される基準で、平成14年以降に発生した事故に適用されるものです。ちなみに、それ以前の事故には自動車損害賠償責任保険損害査定要綱が適用されます。

自動車対人賠償保険支払基準、いわゆる任意保険基準です。平成9年3月までは統一の基準がありましたが、現在は廃止され各社とも非公開で支払基準を作成しています。農協(JA)や共済なども独自に基準を作成しています。

東京三弁護士会交通事故処理委員会・日弁連交通事故相談センター東京支部「民事交通事故訴訟・損害賠償算定基準」、いわゆる赤い本です。弁護士が裁判所の意見を聞きつつ作成したもので、裁判所もこれを参考資料として損害額を算定しているといわれているものです。人身事故だけではなく、物損や過失相殺の基準をあります。

日弁連交通事故相談センター「交通事故損害賠償算定基準」、いわゆる青本です。裁判例、実務、物価、賃金水準をを考慮して実務の指針として作成されています。全国版のために、地域の特性に合わせられるように、基準額には一定の幅もたせています。人身事故だけではなく、物損や過失相殺にも対応してあります。

自賠責基準の金額はやや低めに設定されていますが、被害者に重大な過失がなければ減額を行わない点など被害者救済に重きを置いています。

基本的な賠償金の計算方法


ケース別、最終的な支払方法


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